ヴィーキングを履く。ヴィーキングと暮らす。

脇もとこ

LIFE STYLE | February 04, 2026

《VIKING(ヴィーキング)》と親和性のある方々のライフスタイルに迫る連載企画。今回は、参鶏湯研究家・脇もとこさんを訪ねました。韓国の伝統的な薬膳スープ料理で、若鶏の中に高麗人参やもち米などを詰め、丸ごとじっくりと煮込んだ「参鶏湯」。その滋味深さを広めたいと活動する脇もとこさんにとって、体調に敏感であることは生き方そのもの。食はもちろんのこと、身につけるもの、日々の過ごし方にこだわり、心身のバランスを取るのだとか。そんな脇さんと《ヴィーキング》との関係性を拝見します。

with “Balance Mule”

滋味深いひと皿が生まれる、美しいペニンシュラキッチンで、
“バランスミュール”を履き、軽やかに立ち回る。

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写真の奥、壁の向こうにリビング、手前にダイニングスペースがあり、キッチンを中心にぐるりと回遊できる間取りになっている。
脇さんが暮らす家は東京23区の少し西寄りのエリア。閑静な住宅街に立つ家の真ん中には、脇さんの“主戦場”、キッチンがある。角をとったラウンドスタイルのペニンシュラカウンターが特徴的だ。

「海外の、おばあちゃんが暮らしている家にあるようなキッチンに憧れていて、そんなふうにしたいなと考えていたんです。それで今の家を建てるにあたって、そのことを建築家に伝えました」叶ったのは、バーチ材の収納の赤茶が美しいキッチン。「家が完成したのは十数年前ですが、時を経てだんだんと色合いが深まるにつれ、ますます愛着がわいています」

家族の食事づくりに加え、研究のため、参鶏湯の試作をするのに、一日中キッチンで過ごすということもざらだという。この日も、右へ左へ、前へ後ろへと、脇さんはきびきびと無駄なく動き回る。

「背面の収納に加えて、頭上に吊るしたワイヤーラックが便利で。調理中に頻繁に使うザルやボウル、計量カップや軽い鍋などはそこに。『手を伸ばしたらすぐ届く』にこだわって配置してあるので、作業効率がいいです」
足元は、スリッパ代わりの《VIKING(ヴィーキング)》の“Balance Mule(バランスミュール)”。ソールにクッション性があり、「作業に没頭していて気づけば立ちっぱなしで時間が経っていた」なんて時でも、疲れ知らずでいられるそうだ。

左/お気に入りだというインディゴブルーのハンドタオル。赤茶の扉とのコントラストがいい。
右/上の棚と下の棚の間の空間に置いたラックはオーダーしたもの。

左/窓から日差しがたっぷりと注ぎ込み明るく清潔な空間。
右/“バランスミュール”。凹凸のあるフットベッドが足裏をやさしく刺激し、リラックス効果がある。

 左/室内のアクセントカラーは少しくすんだブルー。「好きなんですよね」《ヴィーキング》の“バランスミュール”のグリーンとも好相性だ。フロアマットはイスラエルの《ベイジャフロール》製。
右/取りやすいように逆さにしたティッシュや糸で下がる干し柿。キッチンには脇さんならではのアイデアが散りばめられている。

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コロナ禍で自宅時間が長かったころ、気分を変えたくて、壁を白からブルーに塗り替えたのだという。「DIYです。部屋の中がまた違った雰囲気になりました。明るすぎないトーンは見ているだけで心が落ち着きます」

with “Balance Mule”

食も身につけるものも体の声に耳を傾けながら厳選。
“バランスミュール”で足をいたわりながら過ごす

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ブルーの壁に、ブルーグレーのクロス。そしてパープルのハーブティ。青のグラデーションに脇さんのセンスが宿る。
「ウエルカムティーに」と脇さんが淹れてくれたのは、ハーブティ“マロウブルー”。淹れたてはブルーだが、時間の経過とともにパープルに変わる。

「見て幸福感に満たされますよね。でも私にとってハーブティは単なる嗜好品ではなく、薬に頼ることなく体の調子を整えるために欠かせない存在。そういった意味では、参鶏湯に近しい位置づけです。香りや色だけでブレンドを選ぶことはしません。冷えている、胃腸が疲れている、睡眠不足、そことなくソワソワして不安……など、その日の調子に合わせ、カモミール、フェンネル、レモンバーム、ジンジャーなどから適したものを選んだり組み合わせたりしています」

左/参鶏湯といえばナツメ。エネルギーや栄養を補い、胃腸を丈夫にしてくれるなど様々な効能がある。
右/「フレッシュな春菊とイチジクを見つけたから」とサラダを作る。

左/窓辺のコンパクトなダイニングスペース。家族三人で食事をとりながら語らうのにちょうどいい。
右/マロウブルー、初めはこんな色。

引き出しの中をタイの水草かごで仕分けている。「そのままテーブルに出せるので重宝します」真鍮のスプーンは参鶏湯用。

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柔らかなアッパーが足を包み込み、階段をトントンと上がる足元も軽やか。
脇さんにとって、身につけるアイテムを選択することは、参鶏湯やハーブティと同じ。体にも心にも負荷のかからないバランスを取り続けるための、セルフケアの一環と言えそうだ。

“バランスミュール”はクッション性の高いミッドソールと滑らかなアウトソールが、歩きやすさをサポート。柔らかなフットベッドの凹凸形状が足裏をやさしく刺激し、歩きながらにしてくつろげる。「本来外でも履けるミュールだと聞いて、丈夫さと履き心地の良さに納得しました。何より北欧らしいニュアンスカラーがタイプです」

PROFILE

MOTOKO WAKI

参鶏湯研究家、プロップスタイリスト、漢方植物療法士。参鶏湯の研究と並行して、漢方や植物療法を学び、現在は商品開発やイベント開催に携わる。独立前に勤務していた広告代理店ではプロップスタイリングに携わり、現在、同活動をすることもある。
MOTOKO WAKI

photo:MEGUMI  direction,edit&text:MARIKA NAKASHIMA