ヴィーキングを履く。ヴィーキングと暮らす。
稲数麻子
《VIKING(ヴィーキング)》と親和性のある方々のライフスタイルに迫る連載企画。今回は、空間デザイナーの稲数麻子さんを訪ねました。昨年、夫とふたり、築50年ほどのヴィンテージマンションに引っ越したばかりだとか。「愛着がもてる」「美しさ」をできる限り追求したいとリノベーションをほどこした空間で、キッチンやディスプレイなどを見せていただきました。
With “Anaconda Light 5 Low GTX BOA”
ヴィンテージのドレスに軽やかさをトッピングするのは、
“アナコンダライト 5 ロー ゴアテックス ボア”
思い切ってそれまでの賃貸暮らしをやめて、気に入ったマンションを手に入れた稲数麻子さん。選んだのは昭和の時代に建てられたヴィンテージマンションだ。比較的緑が多く残り、低層住宅が並ぶエリアに立つ。
空間づくりを生業(なりわい)とする稲数さんの新居と聞けば、インテリアを拝見したい気持ちは止められるわけもなく……。ご自宅にうかがわせていただいた。
その日、最寄り駅に少し早く着いたこともあり、ご自宅に向かう途中で、愛犬とウォーキング中の稲数さんと遭遇した。
稲数さんは一点ものじゃないかと思える、ヴィンテージの美しいロングドレスを纏っていることが多い。この日もそう。多色づかいのさまざまな柄が縦に並んだ、ストライプ調のパフスリーブが、冬にしては少し暖かい空気によく映えて、遠目にもすぐに「彼女だ」とわかる。
足元で抜け感をつけているのは、《VIKING(ヴィーキング)》の白いスニーカー。黒でもいいところ、あえて白を選ぶと、急に春を呼び込むような軽やかなムードになる。トコトコと歩いては戻り、また歩く愛犬をいとおしそうに眺めながら、歩調を合わせ、トットットッと、白いスニーカーが弾む。
最近はたとえばウエディングのようなセレモニーの日に、スーツやワンピースに合わせ、ぴかぴかの白いスニーカーを履く人が増えたものだと、そんなことを思い出した。
空間づくりを生業(なりわい)とする稲数さんの新居と聞けば、インテリアを拝見したい気持ちは止められるわけもなく……。ご自宅にうかがわせていただいた。
その日、最寄り駅に少し早く着いたこともあり、ご自宅に向かう途中で、愛犬とウォーキング中の稲数さんと遭遇した。
稲数さんは一点ものじゃないかと思える、ヴィンテージの美しいロングドレスを纏っていることが多い。この日もそう。多色づかいのさまざまな柄が縦に並んだ、ストライプ調のパフスリーブが、冬にしては少し暖かい空気によく映えて、遠目にもすぐに「彼女だ」とわかる。
足元で抜け感をつけているのは、《VIKING(ヴィーキング)》の白いスニーカー。黒でもいいところ、あえて白を選ぶと、急に春を呼び込むような軽やかなムードになる。トコトコと歩いては戻り、また歩く愛犬をいとおしそうに眺めながら、歩調を合わせ、トットットッと、白いスニーカーが弾む。
最近はたとえばウエディングのようなセレモニーの日に、スーツやワンピースに合わせ、ぴかぴかの白いスニーカーを履く人が増えたものだと、そんなことを思い出した。
通常価格
¥34,980
(税込)
通常価格
セール価格
¥34,980
単価
あたり
カウンターの天板に採用したのは、
イタリア製のピンクの人造大理石
「ちょうど家の中央に位置するキッチンは、リノベーションの中でもかなりこだわったスペースです。夫も私も料理が好きでふたり同時に立てるよう、広めにしました。
何となく頭の中にイメージしていたのは、よくお菓子作りをした、実家のキッチン。カウンターにぐるりと囲まれた空間で、使い勝手がとてもよかったんです。
それで、この家のキッチンもそのスタイルにならうことに。カウンターを壁付けで完結させず、L字にしました。
友人がよく遊びにくるので、カウンターを挟んでダイニングにいる彼らとおしゃべりしながら、料理を楽しむことも多いです」
ピンクの天板に目を奪われる。そう伝えると、「どうしてもこの人造大理石を使いたかったんです」と稲数さん。“ロッソ・ベローナ”というイタリア製の人造大理石だそうだ。一枚板を使いたかったものの、さすがに手を出せる金額じゃなかったそう。かわりに見つけた40㎝×40㎝のタイルタイプを繋ぐことにした。
「タイル状のものだと目地が入ってしまい、掃除の手間が増えます。でもそれを超える魅力がありました。これから長く住むことになる家の中のこと。『好き』を諦めるべきではないなって、思ったんです」
一般的に、特に油や水がはねるキッチンは、掃除のしやすさを優先し、シームレスな素材が選ばれることが多い。
「機能的であればそれにこしたことはありません。ただ、美しさや愛着がもてるものがいつもそばにあることこそが心地よさじゃないかという思いが、どうしても拭い去れなかった。あとは、がんばってこまめに掃除するのみですよね(笑)」
何となく頭の中にイメージしていたのは、よくお菓子作りをした、実家のキッチン。カウンターにぐるりと囲まれた空間で、使い勝手がとてもよかったんです。
それで、この家のキッチンもそのスタイルにならうことに。カウンターを壁付けで完結させず、L字にしました。
友人がよく遊びにくるので、カウンターを挟んでダイニングにいる彼らとおしゃべりしながら、料理を楽しむことも多いです」
ピンクの天板に目を奪われる。そう伝えると、「どうしてもこの人造大理石を使いたかったんです」と稲数さん。“ロッソ・ベローナ”というイタリア製の人造大理石だそうだ。一枚板を使いたかったものの、さすがに手を出せる金額じゃなかったそう。かわりに見つけた40㎝×40㎝のタイルタイプを繋ぐことにした。
「タイル状のものだと目地が入ってしまい、掃除の手間が増えます。でもそれを超える魅力がありました。これから長く住むことになる家の中のこと。『好き』を諦めるべきではないなって、思ったんです」
一般的に、特に油や水がはねるキッチンは、掃除のしやすさを優先し、シームレスな素材が選ばれることが多い。
「機能的であればそれにこしたことはありません。ただ、美しさや愛着がもてるものがいつもそばにあることこそが心地よさじゃないかという思いが、どうしても拭い去れなかった。あとは、がんばってこまめに掃除するのみですよね(笑)」
「流行っているから」「あの人が着ているから」より
「気持ちよく一歩を踏み出せるか」を大切に選ぶ
実は稲数さん、本来、好きなものは目につくように出して飾っておきたいタイプ。でも、これまでの経験から、「キッチンは特に生活感が出やすいから、できるだけ収納を設けることにした」と話す。どこに何を入れるかをあらかじめ決めて、引き出しなどの寸法も細かく施工会社に依頼したというから驚く。
「一日に何度も使うようなもの、火を使いながらパッと手を伸ばしたところにあったほうが便利なものなどはカウンターの上にセット。それ以外は、引き出しの中です。私的には、見せると見せないのバランスがちょうどいい塩梅になったと、満足しています」
「一日に何度も使うようなもの、火を使いながらパッと手を伸ばしたところにあったほうが便利なものなどはカウンターの上にセット。それ以外は、引き出しの中です。私的には、見せると見せないのバランスがちょうどいい塩梅になったと、満足しています」
「美しいものを囲まれて過ごす」「感性がよろこぶものを選ぶ」「自分が使いやすい、心地いいもの選びをする」という姿勢を大切にしていることがよくわかる、稲数さんの暮らし。
《ヴィーキング》を履き、愛犬と歩く姿を思い出して、「流行っているから」「あの人が着ているから」より「気持ちよく一歩を踏み出せるか」「車に乗るよりも、歩き続けたくなるか」「何年経っても好きでいられるか」を軸に纏うものを選ぶ人に違いない、そんなふうに想像した。
《ヴィーキング》を履き、愛犬と歩く姿を思い出して、「流行っているから」「あの人が着ているから」より「気持ちよく一歩を踏み出せるか」「車に乗るよりも、歩き続けたくなるか」「何年経っても好きでいられるか」を軸に纏うものを選ぶ人に違いない、そんなふうに想像した。
Anaconda Light 5 Low GTX BOA
通常価格
¥34,980
(税込)
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単価
あたり
PROFILE
ASAKO INAKAZU
空間装飾や店舗のデザインなどを手掛ける「studio PSHKE」を夫でプロジェクトマネージャーの髙橋智也とともに主宰。出版物や独自の視点でデザインしたプロダクトブランド《peripateo》を準備中。プロダクトをリリースする「PHILOSOPHIA」としての活動も行っている。
photo:MEGUMI direction,edit&text:MARIKA NAKASHIMA
