キッチンは、毎日のエンターテインメント。
ライフスタイルコーディネーター、ケイティー恩田さんのキッチンにフォーカス。
「料理と道具と、そして《VIKING》」

FASHION | July 20, 2026

何を心地よいと思うのか。どんな場所へ向かいたいのか。スニーカー選びには、日々の気分や感覚がさりげなく映し出されます。
「VIKING STYLE SAMPLE」では、北欧生まれの《VIKING(ヴィーキング)》を履く方々をスナップ。「どう履き、どう着る?」をうかがいます。さまざまなシューズと共に、暮らしのワンシーンもぜひご覧ください。
今回は、前回に続き、二度目のご登場になる、ライフスタイルコーディネーターのケイティ―恩田さんを再訪問。お気に入りのキッチンのこと、毎年ひとつずつ増やしているタトゥーのことをうかがいます。
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VIKING(以下V): 長年、料理やクラフトを通して暮らしの楽しさを伝えてこられたケイティーさん。毎日立つキッチンは、どんな場所なのでしょうか。

ケイティー恩田さん(以下、ケイティーさん): 私にとってキッチンは、毎日のエンターテインメントを作り出す大切な所です。

料理をするだけではなく、家族が喜んでくれたり、新しいアイデアが浮かんだり。毎日立っていても飽きない、大好きな場所ですね。

V: キッチンという空間づくりで、大切にしていることを教えてください。

ケイティーさん: 「使ったものはすぐに元の場所へ」が鉄則です。
それから、少ない道具を多くのことに役立てること。
そして、気に入ったものを末永く使うこと。
この3つが私のこだわりです。
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V: お気に入りの調理道具や器を、長年大切に使っていらっしゃいますよね。新しい便利な道具がどんどん登場するなかでも、「ずっとこれ」を使い続ける理由は何でしょうか。

ケイティーさん: いいものを納得して買うようにしているので、壊れる事もなく、長く使えるものばかり!

毎日の仕事に貢献してくれている道具たちですから、訳もなく「バイバイ!」できませんよ。

老兵は死なず!
人間と同じです。


V: 毎日の料理で大切にしていることや、「これだけは欠かせない」という習慣はありますか。

ケイティーさん: 材料を無駄にしないことです。

大目に作って冷凍し、次の料理に役立てる。そうすると管理能力も向上しますよ!

V: 年齢を重ねて、料理との向き合い方は変わりましたか。

ケイティーさん: 何も変わりません。

出された料理を見た家族の顔がほころぶように、食材、盛り付け、器に気を使います。

そして、自分が今日食べたいものをしっかり作る事が、自分もHappy! 家族を喜ばせれることに通じると信じています。

V: 娘のルーシーさんと定期的に配信されている日曜日のクッキングライブも、多くの方が楽しみにされています。始めたきっかけを教えてください。

ケイティーさん: コロナ禍です。

閉鎖的に沈んでしまった世の中に、「明るい親子のおバカな光と、簡単で美味しいご飯を! 」なんていう思いつきからでした。

ひとり娘のルーシーが子供の頃は「私作る人! 家族食べる人」でしたから、彼女は、自活を始めた20歳から料理の腕を磨いていたことと思います。

今まで親子で料理をしたことがあまりなかったので、私たちも楽しくやっています。


V: これからの季節におすすめの、超絶簡単レシピがあればぜひ教えてください。

ケイティーさん: すっきりとした酢の物やピクルスがサイドディッシュにあると、毎食助かるのでおすすめです。

ミツカンから出ている「カンタン酢」や「マリネの素」などに、自分なりの“プラス(スパイスやハチミツ、オリーブオイルなど)”をして、キュウリ、ニンジン、セロリ、タマネギ、パプリカ、ゆで卵などを漬け込んで、ぜひ常備菜を作りましょう!

V: 料理や食卓を囲む時間は、ケイティーさんにとってどんな意味を持っていますか。

ケイティーさん: 幸せな時間を共有する、大切な毎日の行事です。
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V: 話題は変わります。60代になってから入れ始めたというタトゥーがとても印象的です。始めたきっかけを教えてください。

ケイティーさん: 66歳になったのを記念してスタートしました。

子供の頃から、皮膚に描かれたカラフルでアーティスティックなタトゥーが好きでした。

いろいろ偏見のある人もあるかと思いますが、もうこの年になっては何と言われてもOK(笑)。

夫は全く偏見のない人なので、「もっと派手が良い!」とか言っています。

いつも、私の“好きなもの”や“動物”がモチーフ。そこに必ずヘビ(巳年です)と年齢を添えています。

これまでのところ、脚や腕に入れています。
ちらっと見えるって、カッコいいと思いませんか?!

ちょい悪おばさんしています(おばあさんではありませんよ)!

100歳まであと23年(少なくて悲しい!)ですから、いずれ体中が入れ墨だらけになっちゃうかも……。

V: スニーカーの近くにタトゥー。カラフルなソックスにタトゥー。まるで耳元のピアスのように、おしゃれを楽しんでいらっしゃるのが印象的でした。

ケイティーさん: 肌に絵があるのは楽しいですよ。スニーカーが100倍おしゃれに楽しく履けます。
次は大好きなスニーカーを絵柄のメインにして、靴紐をヘビに、そのサイドに年齢(数字)を入れようかしら……!
道具も、おしゃれも、毎日の料理も。
ケイティーさんらしさは、「好き」を大切にすることから生まれていました。


(スニーカー/VIKING、その他本人私物)

PROFILE

ケイティー恩田(けいてぃー・おんだ)

ライフスタイルコーディネーター。英国アンティークショップ「KATY'S HAYAMA」を主宰し、英国で買い付けたアンティーク家具や雑貨の販売・コーディネートを手がける。フラワーデザインや欧米家庭料理、テーブルコーディネートなど、「暮らしを楽しむ」ための教室やワークショップを20年以上にわたり開催。雑誌や書籍を通じた発信も多く、神奈川県・葉山を拠点に、古きよきものを現代の暮らしへ取り入れるライフスタイルを提案している。
ケイティー恩田(けいてぃー・おんだ)

photo:KatyOnda,direction,edit&text:MarikaNakashima