VIKING STYLE SAMPLE

アンティークバイヤー・恩田ルーシーさんの着こなしにフォーカス。
「沖縄出張と葉山と《VIKING》」

FASHION | June 19, 2026

何を心地よいと思うのか。どんな場所へ向かいたいのか。スニーカー選びには、日々の気分や感覚がさりげなく映し出されます。
「VIKING STYLE SAMPLE」では、北欧生まれの《VIKING(ヴィーキング)》を履く方々をスナップ。「どう履き、どう着る?」をうかがいます。さまざまなシューズと共に暮らしのワンシーンもぜひご覧ください。
今回は、アンティークバイヤーの恩田ルーシーさんのスタイルにフォーカスします。出張を終え、ちょうど羽田空港から地元、葉山に到着したところ。メンズの「Motion Low GTX BOA(モーション ロー ゴアテックス ボア)」がTシャツカジュアルによく似合っています。
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VIKING(以下V):「お帰りなさい!」今回はどちらへ?

恩田ルーシーさん(以下恩田さん):仕事で数日、沖縄へ行っていたんです。
羽田、自宅のある逗子へ戻る前に、母と父の住む家のある葉山に立ち寄りました。
車で逗葉新道のトンネルを抜けた途端、山の緑のにおいに包まれます。「ああ、葉山に帰ってきたな」と思いました。

V:そういえば、長年乗られていたボルボではなく、カングー(ルノー)に乗り換えたですね。

恩田さん:以前乗っていたボルボが高齢化して、遠出をするには少し不安を感じるようになったんです。実は、あの「ボルボV70」は二代目。愛着があって、本当はずっと乗り続けたいくらい大好きな車でした。でも、すでに生産終了していて。

そんなとき、もともとボルボで担当してくれていた方がルノーへ転職されたこともあり、自然な流れでカングーが候補に挙がりました。

18歳で免許を取ってから、ずっとステーションワゴン一筋だったので、初めてのミニバンです。仕事でもプライベートでも荷物を積む機会が多いので、荷室の広いカングーは大活躍。気づけば、すっかり暮らしの相棒になっています。

V:車に乗るときの靴は、どんなものが「使える」と感じますか?

恩田さん:畑にも行くので、靴底の厚い長靴で運転することも多いのですが、靴によってはアクセルやブレーキを踏む感覚が伝わりにくいことがあります。だから、靴底にはほどよい柔らかさやしなやかさがあるほうが安心ですね。ペダルの感触がちゃんと足裏に届くかどうかは、気にかけます。

この「モーション ロー ゴアテックス ボア」はその点、踏んでいる感覚や、足裏の感触がちゃんとあるのでクリアしています。
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V:ルーシーさんと言えば、冬にお会いしてもTシャツの人、ですよね(笑)?

恩田さん:そうですね。Tシャツはユニフォームみたいなものです。もちろん、暑さ寒さ対策は調節しますが(笑)。Tシャツに限らず、たいていは近所のお店で買ったものや、友人のお店で見つけたものを身に付けていることが多いかな。

夏ならば、気分が軽くなるような、ぱっと明るい色につい手が伸びます。まさに今日の着こなしのような感じですね。

《ヴィーキング》は何がいいかって、シンプルなところ。合わせる服に迷わずに済みますし、カラフルな色の着こなしや、何でもないTシャツコーデにもすっとなじんでくれて助かっています。

主張が強すぎない靴は、靴下で遊べるのも楽しいです。



V:今回のスニーカー「モーション ロー ゴアテックス ボア」の履き心地はいかがでしたか。普段はどんな靴を履くことが多いのでしょうか。

恩田さん:海の近くで暮らしているので、1年の半分以上はサンダルで過ごしています。葉山や逗子のような海街は、サンダルこそフォーマルみたいなカルチャーが根付いているんですよ。山や畑へ行くときだけ、長靴や登山靴のようばブーツに履き替えるていどで……。人によっては、冬でも“ビーサン”!
だから実はスニーカー=さっとつっかけて出かけられない、気軽に履けないイメージをもっていたんです。私とスニーカーにはちょっと距離があった。

でも、《ヴィーキング》に足を入れてみたら、その履き心地のよさにびっくり! 「スニーカーって、こんなに楽だったっけ?」と、ちょっとスニーカーを見る目が変わりました。

ダイヤル式でさっとフィット感を調整できるのも気軽でいいですね。面倒くさがりなところがあるので、この「BOA フィットシステム」の機能がある分だけでも、スニーカーとの距離がぐっと縮まりました。

V:「モーション ロー ゴアテックス ボア」、あるいは《ヴィーキング》を誰かにおすすめするとしたら、どんな点を伝えたいですか?

恩田さん:このモデルはメンズ(26.0㎝~)ですし、見た目のボリュームから、重そうに見えると思うのですが、実際に履いてみると、驚くほど軽いです。

なんだか、このまま走ったらすごく速く走れそうな気がして(笑)。軽やかで、どこまでも歩いていけそうで頼もしい1足です!
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V:《ヴィーキング》は北欧のブランドです。恩田さんが思い浮かべる「北欧デザイン」のイメージを教えてください。

恩田さん:北欧の家具や陶器には以前から親しみがありますが、靴のブランドは今回が初めてでした。

北欧のデザインには、華美ではない優しさや温かみがある気がします。シンプルだけれど飽きがこなくて、暮らしのなかに自然と溶け込んでいくもの。長く付き合いたくなる魅力がありますよね。

V:ファッションに限らず、「流行」をどのように捉えていらっしゃいますか。また、「愛着の持てるもの」「長く持ち続けたいもの」とは、恩田さんにとってどのような存在でしょうか。

恩田さん:「流行」はアンテナでキャッチする間もないほど、あっという間に過ぎ去っていくものというイメージです。それでどうしても「流行」に敏感になれません。

そもそも、長く使い続けられ、もしそれがダメになっても、修繕すれば息を吹き返したり、あるいは(いわゆるロングセラーで)買い替えられたりできるようなものに惹かれるんです。「多くの人がいいね」と言っても、まずは自分の目で確認することを大切に。きちんと丈夫かな、自分が本当に好きだと思えるかな、と。

日々使う、気づけば手に取ってしまう。
そんなふうに、傍らにあるのが当たり前の相棒のような存在と、時間をかけて付き合っていく時間もまた愛おしいと感じています。
本人私物(スニーカー/VIKING、キャップ/HAYAMA BREAD Club、Tシャツ/ sunshine+cloud、パンツ/古着)

※《ヴィーキング》以外の私物について、各ブランド、店舗へのお問い合わせはお控えください。

PROFILE

LUCY ONDA

葉山で育ち、現在は逗子を拠点に活動。英国アンティークの器や雑貨を扱う「Say it with Lucy's」を主宰し、国内外で買い付けた古いものとともにある豊かな暮らしを提案している。母である恩田ケイティーさんと不定期でインスタライブを配信し、季節の食材を使ったレシピや食卓の楽しみも紹介。湘南ビーチFMではラジオパーソナリティとしても活動中。
LUCY ONDA

photo:Lucy Onda,direction,edit&text:MarikaNakashima