VIKING STYLE SAMPLE

イラストレーター・よしいちひろさんの着こなしにフォーカス。
「ふたたびのバリ来訪を夢見る《VIKING》」

FASHION | June 13, 2026

何を心地よいと思うのか。どんな場所へ向かいたいのか。
スニーカー選びには、日々の気分や感覚がさりげなく映し出されます。
「VIKING STYLE SAMPLE」では、北欧生まれの《VIKING(ヴィーキング)》を履く方々をスナップ。
「どう履き、どう着る?」をうかがいます。
さまざまなシューズと共に、暮らしのワンシーンもぜひご覧ください。
今回は、ふたたびイラストレーターのよしいちひろさん(@chocochop2)にご登場いただきます。
前回の記事で、雨予報の日のスタイルを披露してくださいましたが、今回は、同じ「Anaconda 4x4 Low GTX BOA (アナコンダ フォーバイフォー ロー ゴアテックス ボア)」を履いて、また異なるよそおいを見せてくださいました。
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VIKING(以下V):今回のコーディネートもとても素敵です。どのようなシーンをイメージした着こなしなのでしょうか

よしいちひろさん(以下よしいさん):昨年訪れたバリに、もう一度行くとしたらこんな格好をしたいなと思って組んだリラックスコーディネートです。
さらりとした素材、ショートパンツで着ていて楽なのですが、襟があると、子どもっぽく見えないところがお気に入り。さらに《VIKING(ヴィーキング)》のスニーカーで引き締めています。

V:バリというと、ビーチもあることからサンダルをイメージします。

よしいさん:バリって、まだまだ道があまり舗装されていないエリアも多く、足を取られやすいんですよね。それにバイクや自転車に乗ることも多い。
季節柄、場所柄、サンダルも持っていきますが、たくさん歩いたり、アクティブに動いたりすることを考えると、やっぱりスニーカーが頼もしい存在になります。

V:よしいさんは、旅先でも暮らすように「過ごす派」のイメージです。

よしいさん:たしかにそうですね。旅先ではできるだけ自分の足で歩いて、その土地の空気を感じたいタイプなので、この「アナコンダ フォーバイフォー ロー ゴアテックス ボア」履き心地の良さはすごく魅力的だなと思いました。

V:昨年の旅ではどんなところをまわられたんでしょう。

よしいさん:おしゃれなコーヒーショップがたくさんあって新鮮な驚きを受けました。目移りしながら何軒もはしごしたのはいい思い出です。
このスニーカーは、アウトドアの本格派の雰囲気、悪路でもグリップ力を発揮する実用性を持ち合わせながら、コーヒーショップのようなスタイリッシュな場所にも自然になじむのがいいですよね。アンバランスというか、二極のイメージをどちらも持ち合わせているスニーカーは、あまりほかでは見つかりません。

ですから、ほどよく抜けたコーディネートをだらしなく見せず、洗練された印象に仕上げてくれるんでしょうね。


V:ふだんもよく履いていただいているのでしょうか。

よしいさん:バリに限らず、休日にはお気に入りのコーヒー屋さんへふらりと出かけることが多いので、そんなときにも今日のような着こなしで出かけていますよ。
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V:《ヴィーキング》のスニーカーとの出合いをきっかけに、以前にも増してスニーカーへの関心が高まったそうですね。それまではあまり履かれてこなかったのでしょうか。

よしいさん:いわゆるハイテクスニーカーは、なんとなく自分には似合わない気がしていて、食わず嫌いをしていました。でも、「アナコンダ フォーバイフォー ロー ゴアテックス ボア」を履いてみたら、案外、モードな洋服にもすっとなじんで、むしろスタイリングのいいアクセントになることを知ったんです。


厚底タイプならば、自然とスタイルアップも叶いますし、おしゃれの幅がぐっと広がった感覚があります。

なにより《ヴィーキング》は本当に履き心地がいい!! 「おしゃれを楽しみながら快適さも妥協しなくていい」というのは、これから年齢を重ねていくうえでもすごく心強いなと思っています。

V:これから夏に向けて、このスニーカーで挑戦してみたい着こなしはありますか。

よしいさん:《ミュウミュウ》の影響で、この夏はスポーツミックスな着こなしがすごく気になっています。前回着たようなナイロンパーカなど、少しテックな要素を取り入れたスタイルは今の気分ですね。

《ヴィーキング》のスニーカーは機能性がありながら都会的な雰囲気もあるので、そういうスポーティなアイテムとも相性が良くて、この夏はかなり出番が増えそうです。



V:「アナコンダ フォーバイフォー ロー ゴアテックス ボアゴア」をこの記事を読んでいる方々におすすめするとしたら?

よしいさん:無骨で男前なルックスのスニーカーを探しているならぜひ。足元にボリュームを持ってきたいバランスのコーデにも◎です。

V:ちなみにほかにどんなスニーカーを愛用していらっしゃいますか?

よしいさん:これまでは、テニスシューズやスケーターシューズなど、クラシックでローテクなスニーカーを選ぶことが多かったです。でも、《ヴィーキング》の「アナコンダ フォーバイフォー ロー ゴアテックス ボアゴア」と出合って、あらためて「スニーカー」というものに開眼したので……(笑)。かねてから気になっていた、(他メーカーですみません!)《アディダス》と《ウェールズ・ボナー》のコラボスニーカーも買い足したところです。
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V:《ヴィーキング》は北欧のブランドです。「北欧のデザイン」のイメージを教えてください。

よしいさん:北欧デザイン=用の美という印象を持っています。でも《ヴィーキング》も同様に、華美なところがなく、誠実で実直な感じがして、信頼できます。


V:少し抽象的な質問になります。《VIKING》は日本に上陸してまだ日が浅く、いわゆる流行とは少し異なる立ち位置のブランドともいえるかもしれません。よしいさんご自身は、ファッションに限らず暮らしのなかで「流行」をどのように捉えていらっしゃいますか。また、その対極にあるような「愛着の持てるもの」「長く持ち続けたいもの」とは、どのような存在でしょうか。

よしいさん:流行って、私はすごく前向きなものだと思っています。新しいときめきをもらえたり、毎日を楽しくしてくれたりする、暮らしのエッセンスのような存在というか。

一方で、ファッションは、一人で完結するものではなくて、みんなで「これ、素敵だよね」と楽しんでいるうちにカルチャーになっていくものという認識です。そのなかに、いつしか時代を超えて愛されるグッドデザインとして残っていくものもあるのだと思います。

だから、流行をきっかけにその存在を知って、気づけば長く使い続けているものもたくさんあります。最初は「今の気分」だったものが、いつの間にか自分の一部になっている。流行と愛着って、実はそんなふうにつながっているものなのかもしれません。



V:流行と愛着のあるもののあいだに、あえて線引きをする必要はなさそうですね。

よしいさんそうですね。流行っているかどうか、新しいか古いかは、実はあまり気にしていません。

それよりも、理屈抜きに「好きだな」と思えるかどうか。身につけた自分に少し自信が持てるかどうか。そういう感覚のほうが、私にとっては大切です。

時を経ても飽きることがなく、そのブランドやものづくりの背景に共感できたり、「これからも応援したいな」と思えたりするものは、自然と愛着が深まっていく気がします。そういうものが、私にとってのグッドデザインなのだと思います。

V:よしいさんにとって「使えるスニーカー」ってどんなものでしょう?よしいさんが「スニーカー」に求めるものって?

よしいさん:スポーツウエアは、例えば『チープシック』(草思社)の表紙にもあるように、私にとってもおしゃれを楽しむ上で頼りになる要素のひとつです。

年齢を経たいま、おしゃれを楽しめてかつ快適に1日を過ごせるなんて
本当にありがたい♡ 助かります。
(本人私物:スニーカー/VIKING、シャツ・ショーツ/Ernie Palo、ソックス/BLEU FORET)

※《ヴィーキング》以外の私物について、各ブランド、店舗への問い合わせはお控えください。

PROFILE

CHIHIRO YOSHII

水彩画の瑞々しい作風のイラストレーター。『SAVVY』などの雑誌やWEB連載、書籍の挿絵を担当。コスメブランドや高級チョコレートのパッケージ、アパレル等のデザインを手がける。また、4人の女性によるディレクションユニット「witchi tai to(ウィッチ・タイ・ト)」や、個人プロジェクト「stencil club」などでもクリエイションを展開。独自のセンスが女性から高く支持されています。
CHIHIRO YOSHII

photo:Chihiro Yoshii,direction,edit&text:Marika Nakashima